高校卒業後渡米。帰国後は「リケジョ」として活躍した化粧品研究員のキャリア ~大沼朝未~

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高校を卒業したあと渡米し、オレゴンの大学を卒業。帰国後は「リケジョ」として様々な分野で活動を広げる。青山学院大学の修士課程に在学中に、大学生・若手ビジネスパーソン向けの私塾「前田塾」で二期生として学んだ。現在は化粧品研究員として働く大沼朝未さんから、理系女子としての海外経験や、意外なロールモデルについて聞きました。

Topics
「勉強の全てのゴールが大学入試」
「最初は、エステティシャンになろうと思ってた」
「学生時代に頑張っていたことが、勉強しかない」
「サマーウォーズのおばあちゃん」
「未来の塾生へのメッセージ」

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「最初は、エステティシャンになろうと思ってた」

 

Q,いまの進路をえらんだ理由は?

高校時代に理系を選んだのは、大好きな恩師が化学の先生だったから。その先生と仲良くなりたくて、頑張っていい点をとりたくて。実験も人一倍頑張っていた。手を動かして成果がでるのが、自分に合ってるなと気づいたのもその頃。
化粧品の研究にはもともと興味があった。中学生のとき肌が荒れていたのが、スキンケアの勉強をはじめたきっかけ。いろいろと自分で試して、ああでもないこうでもないって試行錯誤した。ネットでこの成分が良いって見つけたら、それが入ってるものを買ってきたり。「○○NO.1」って謳っているものじゃなくて、自分にあってるものを自分で見つけたいってこだわりがあった。思えばその頃から理系気質だったのかもしれない。
理系といっても数学、物理は苦手で、好きな科目は化学と英語。それが美容への興味とつながった結果が、いまの私なのかもしれない。
「きれいになりたい」って気持ちから、美容を「研究」するようになった。
最初は私、エステティシャンになろうと思っていたんです。資格がハワイでとれるって知って、「なれるじゃん!」って(笑)。
母親に、「せっかく化粧品が好きで、勉強をがんばっているんだし、研究員になりなよ」って言われて、たしかに!と思って。
そこで、ハワイからオレゴンの大学に編入するときに、化学を専攻することを決めた。
卒業後、日本で院に行ったのは、日本の化粧品会社に行きたかったから。日本で英語ができるってことを使うか、外国で日本人として活躍するかっていうのは、人それぞれだと思う。私は日本が好きだし、日本で英語をいかしてチャレンジしたいと思った。 そのために、日本の会社に入る前に、日本の院で科学を学び直した。

 

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「行って損得じゃなくて、その経験をいいものにするかどうかは自分次第」

 

Q,留学してよかったことは?

海外経験ある人って、ほとんど同じことをいうと思う。コミュニケーション能力があがるとか、友達がたくさんできるとか、自分がoutgoingになるとか。
私は、行くと良いことがあるとかよりもまず、行けるチャンスがあるならとりあえず行ったほうがいいと思っていて。そこで迷ってることが時間の無駄。ちょっとでも行けるチャンスがあるなら、たとえ一週間でも一ヶ月でも行った方がいい。今は金銭面でも留学を支援してくれるサービスはいっぱいあるし。行って損得どうこうじゃなくて、行ってみて、その経験をいいものにするかどうかは自分次第だから。 英語なんてしゃべれなくてもしゃべれるようになる。
なんとかならないわけない。優しい人も多い。私も最初は電子辞書持ち歩いてたり、電話口で友達にかわりに話してもらったり。怖かったけど、生活していくことそのものがチャレンジで最高に楽しい。

 

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就活で「学生時代頑張ったこと」を聞かれたら、「勉強」しか答えがない

 


Q,海外で学んだことは?

 

アメリカでは勉強しかしてなかった。成績が悪いと警告がきて退学になってしまう、とにかく生き残るので必死で。
毎日いろんな締め切りとか試験に追われていた。就活ので「学生時代やっていたこと」を聞かれたら、勉強しか答えがないな、って感じ。笑
でも、後悔してるとかはなくて、むしろ日本の大学生活はもう少しいい時間の使い方あるんじゃないかなって思う。アメリカでは英語を使って好きな科目をとことんまで勉強できた。自分にとっては珍しくて刺激的な環境だった。
あとは、別に日本でも駅前留学するとか外国の友達つくるとかでもいいんだけど、現地にいくことで現地人の目線で生活できる。それってつまり、自分ってこんなにちっぽけなんだなと実感することだった。ハワイでは、すごく太った人がぴっちぴちのビキニでビーチにごろんって寝てる。『…なんかいいな。』ってうらやましくなった。彼らには彼らのスタイル・生活があって、それに自信をもって自分らしく生活してる。日本の価値観とは全く別のところで。高校まで人と比べたり、自分と違う人と優越つけたりしていた。「人は人、私は私」って、当たり前なんだけどすごく難しいことで、海外生活を自分の目で見たことで、得られた考え方。

 

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「他分野で活躍するアクティブな面白い友達を作ることが一番の目的だった」

Q,前田塾に参加したきっかけは?

昔、1dayブートキャンプに行ったので興味があった。一期は都合がつかず行けなかったけれど、一期終了後に「あさみちゃんって何曜日なら空いてる?」って聞かれて、その直後には二期の日程が組まれてた。だから私が二期の一人目合格者です(笑)。
気軽に参加できる1dayブートキャンプはとても有意義なイベントだった。
だけど特に経済や起業について学ぶことだけを重視していたのではなく、他分野で活躍するアクティブな面白い友達を作ることが一番の目的だった。

 

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「理系以外の人と知り合う機会も自然と増えた」

 

Q,前田塾を通して学んだことは?

一番学んだことは、お金の流れ、株の仕組み。全体の流れを勉強できたので、理系の勉強しかしてこなかった私が、経営者の人や経済の専門家の人とも、「あ、これってあれですよね」って、会話ができるようになった。
それまでは、あいまいでよくわかってなかったり、勘違いしていたことがたくさんあった。 株って、なんか日経とかにたくさんかいてあるけど、なにがなんだかさっぱりだった。
ある程度前提知識があるのとないのとではまるで違う。対等に話せるまではいかなくても、少なくともついていける。なんにも分からないと、恥ずかしくて話しかけられないじゃないですか。積極的に会話に参加できるようになったから、理系以外の人と知り合う機会も自然と増えた。
前田塾に行ってなかったら関わらなかったコミュニティとか人って、思ったよりたくさんあるかもしれない。
もちろん時間があれば、大学でビジネスとかも勉強したかったけど、大学では専攻分野の勉強で精一杯だったから。それこそ理系の子で、経済の勉強してみたいけど時間もあんまりないし、一人じゃどうやったらいいかわからないみたいな人には、前田塾はいいきっかけ作りになると思う。

 

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「夢はサマーウォーズのおばあちゃん」

 


将来のイメージは、結婚して、子供は3人くらいいて、旦那さんと子供たちがそれぞれ興味持つものを自由に楽しく取り組めるようサポートしてあげられるお母さんになること。
私、ロールモデルというか、こんなふうになりたいなって夢があって。「サマーウォーズ」(2009年公開、細田守監督によるアニメ映画)わかりますか?サマーウォーズのおばあちゃん。すごく元気で芯が強くて、歳を取ってもお世話になっている人々を大切にしていて、そのつながりで家族を救おうと奮闘する...あんなおばあちゃんになりたい。
自分が一番したいことはなんだろうって考えたときに、大家族に囲まれてるおばあちゃん、ってイメージが浮かぶ。大きくなった子供たちがそれぞれの分野で社会に役立っているのを見届けたい。家庭のなかでは、力強い、縁の下の力持ち。一方で、自分も社会のなかでやりたいことや、果たすべき役割をもっている。それが、ワークライフバランスかなって。自分もやりたいことは、やっぱりたくさんあるし。
自分の人生について考えてたんですけど、たぶん人生5つくらいないと足りない(笑)。やりたいことが多すぎて。これはとても恵まれててうれしいことです。

 

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「やっぱり仕事は人生を楽しむための道具だから」

 


就活のときも、福利厚生は意識はしていた。今の会社はほんとうに素晴らしいところ。自分のそれぞれのフィールドでやりたいことができる、いい会社に入ったなと思う。
ただ、貪欲にやりたいことをやろうと思ったら、それなりの覚悟や、慎重な選択が必要。研究職を選んだのは、フレキシブルな仕事だからというのも大きい。子どもを産んでから、送り迎えができるし。仕事をバリバリやりたいっていうのはもちろんあったけれど、子どもを産むと決めた以上は、そこは考えて仕事を選んだ。
こんなことを成し遂げたい、こんなキャリアを実現したいっていう目標も大事かもしれない。だけど私は、「旦那さんと子供と大家族で幸せに暮らす」っていうのを、最終的なビジョンとして選んだ。
そのためなら、そこまでの過程はある程度なんでもいいのかもしれない。そこを目指すなかで、自分ができること、一番向いていて、能力をいかすことができて、目標のための障害が少なくて、っていうことで研究職を選んだ。仕事するための人生じゃなくて、やっぱり仕事は人生を楽しむための道具だから。そう考えるとどんな仕事も楽しいですね。

 

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(文責・前田塾)